これまでの10年と未来の10年
皆さん、はじめまして、W venturesの劉です。
この場を借りて、定期的にVC業界における自分の所感などを残したいと考えています。
実際に経験した、聞いていた、もしくは思っていたことをこの文字ベースで皆にシェアして、共に成長していこうと思います。今回は初めてですが、雑感として、日本に来てからの10年間ぐらいのことを振り返って、今後10年のことについて発想ベースで話したいと思います。
ほぼ10年前、私ははじめて日本に来て、当時はiPhoneがまだまだ流行っていない時代でしたが、友達と一緒にSoftbankの店舗に行き、東芝のガラケーを契約しました。ガラケーといっても、携帯でテレビが視聴できるので、その機能は私にとってすでに十分だし、日本語の学びに大変便利です。携帯でコンビニでも支払いでき、生活に優しいと感じていましたが、ただし、その時の携帯の主要機能まだまだ人々の連絡ツールだと感じていました。
今現在、iOSとAndroidの普及により、人々のスマホはすでに生活上の管理プラットフォームになった気がします。私は基本日本で生活しているんですが、年1回か2回ぐらい中国に戻ります。その短期間の中で、ますます進んでいる中国社会から衝撃を受けました。
Wechat、すでに単純なコミュニケーションツールではなく、レストランでのオーダー、買い物時の支払い、スポーツジムの予約、あるいは企業のマーケティング運用など、アプリが人々を密につなぎ、社会に変革を起こしています。
この文章をご覧いただく多くの方は北京、上海に行ったことないかもしれませんが、外出の時、タクシーがなくて本当に大変です。DiDi(配車サービス)はこの問題を解決し、スマホのアプリを操作するだけで、今空いている車が迎えに来てくれます。乗車後は目的地を言うだけで、運転手のアプリ(aMap)が自動的に音声を識別し、目的地までの路線を設定してくれます。
日本のメルカリ、アメリカのAirbnb、Netflixなどの会社も同じだと思いますが、これらのサービスは以前には想像できなかったです。技術の進歩に伴い、リアル世界とインターネット世界の限界がどんどんなくなり、社会が変わってきました。このすべての変化を感知するのは、わずか手元のスマホをタッチするだけです。
更に10年先のことを想像してみますと、自動運転が普及し、朝起きてから、車が自動的にビルの下で待っていて、高速データ通信が更に進化することで、VR手術ナビゲーションも大規模に応用できると考えています。
技術は爆発なスピードで成長していますが、日々少しずつ我々の生活に影響を与えています。今後は海外の会社を紹介していきたいと思います。引き続きよろしくお願いいたします。
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