【スポーツススタジアム向けのフードデリバリーサービス「Fan Food」が200万ドルの資金調達を実施】
アメリカのFan Foodアプリはスポーツススタジアムやコンサート会場で利用できる、売店から座席までのフードデリバリーサービスである。現在米国の10以上のスタジアム及びコンサートホールでの導入が進んでいる。
導入側はメニューを同社プラットフォーム上にアップロードするだけで利用でき、注文と支払いの処理に加えて、販売データの収集やその分析情報を得ることができる。また、デリバリー人員を会場が用意できない場合は、同社が人員を派遣するプランもある。
主な収益は購入時の手数料で、1商品の注文につき、自分でとりに行く場合は1$、座席までの配達を希望すれば3$としている。既に同社は米国内で60以上のイベントにおいて利用実績があり、10万$以上の売上とのこと。
また、コンサートにおける同社アプリの利用実績としては、1ユーザーあたり約31$の購入金額というデータも公表されており、米国4大スポーツの年間総試合数は342試合であることを考えると市場規模は非常に大きいといえる。
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