最初に応援する人になりたい-W ventures設立に際して(ヒガシ)-
ベンチャーキャピタルの形が変わっていくタイミングで、自分なりのチャレンジをしてみたい。
そう思った僕は、2018年6月末に尊敬する先輩、仲間がいる前職を辞めました。
「より早期に投資をして、泥まみれになって起業家と一緒に事業をつくることにコミットする」
当初思っていたことと今思っていることにそう変わりはありません。
一つ当初と違っていることと言えば、パートナーである新と、チームのメンバーである劉・高津、LPであるミクシィさんとの縁に恵まれたことです。
個人商店の集まり的な色の強いベンチャーキャピタル業もチームの時代になっていく、チームだからこそ、起業家をより応援できるようになる、
ということを思っていた僕にとってはとてもありがたい縁でした。そしてチームがなければ、この50億のファンドは成立していませんし、
私もチャレンジのスタートラインに立てなかった。
起業家の皆さんの資金調達の相談にのる立場でありながら、自らの資金調達については素人でした。
全く起業家の気持ちなんてわかってなかったんだな、と痛感しています。
これからやりたいことは、冒頭かかげたことに尽きます。
「より早期に投資をすること」
なので、何か始めようと思う人がいたら、Facebookでも、Twitterでもメッセをください。もちろん投資につながらなくても全然OKです。
最初に応援する人になりたいです。
「起業家と一緒に事業をつくることにコミットすること」
ファイナンスのプロとして、スピーディに意思決定をして、投資をする。資金調達のサポートをしっかりする、
(特に僕の場合、シリーズA以降を主にこれまでやってきたこともあり、シード・アーリーからシリーズAの接続はお役に立てるのではないかと思っています。シリーズAからの投資家がみるポイントはそれまでのラウンドから多少変わって、起業家は対応に苦しむことがあると思っていて、そのあたりをサポートしたいと考えています)
というのは当たり前として、もっと価値をつくること、にコミットしたいと思っています。事業のことを一番考え抜いている起業家をどう盛り立てていけるのか、
という視点で、起業家支援の仕組みづくりをしたいと思っています。未来のベンチャーキャピタルの形をつくれたら最高です。
一人で、1社だけでできるもんじゃないと思うので、そういうのが好きな人たちと会社の垣根を越えてやれたらいいなと思っています。
社会人になってから、仕事と人に恵まれてきた僕ですが、停滞していた時期が大きく2回あります。
最初は25歳で新卒で入った会社の子会社の代表になったとき。自分で起案した事業だったのに、全然うまくできなくて、会社をたたんで、サービスを売却しました。
迷惑をかけました。あの時やった失敗のオンパレードを、向き合う起業家にはしてほしくない、と思って日々仕事に取り組んできました。
そして2回目が37歳、今回。何者でもなくなったのは初めてだったのですが、そういうときに応援してくれる人の大切さを知りました。
応援してくださった、声をかけてくださった全ての人に感謝します。
そんな僕を応援してくれた皆さんに報いるために、今度は僕が、すごい未来を作る、まだ何者でもない起業家の、最初に応援する人になりたいと思います。
これから頑張ります。どうぞよろしくお願いします
NEWS & BLOG
ニュース & ブログ-
【W fund・東南アジア】End-to-Endの不動産プラットフォームを展開するJendelaへ投資実行
-
【W fund・東南アジア】第1号案件としてインドネシアのSliceへ投資実行
-
話題のオンライン習い事「ヨンデミー」が提供する、親子win-winな魅力を徹底分析!
-
3日間で1億円近く達成の案件も…話題の株式投資型クラウドファンディング「イークラウド」の秘密に迫る!
-
【写真で振り返り📸】MIXI・W fund合同忘年会を開催しました!
-
エンタメ世界に旋風を巻き起こす!?新しい「推し活」サービスを提供する『NATSLIVE』とは?
-
”ねこ”に特化したフードを開発する「uniam」が「G-STARTUP」第7期Demo Dayにて優秀賞を受賞!
-
インキュベーションプログラム『W Consumer Bootcamp』募集開始!日本を代表するメガベンチャーのキーマンが集結!